根付 組紐 瓢箪 【ひょうたん】 瑪瑙 【めのう】

根付 組紐 瓢箪 【ひょうたん】 瑪瑙 【めのう】 根付 組紐 瓢箪 【ひょうたん】 瑪瑙 【めのう】 根付 組紐 瓢箪 【ひょうたん】 瑪瑙 【めのう】

瓢箪(ひょうたん)は厄除けや種子が多いことから、子孫繁栄、多産、また”つる”が物にからみつくことから商売繁盛の象徴、と様々な意味の縁起物になっています。

瑪瑙(めのう)で作られた瓢箪に職人が手作りで組んだ組紐を合わせました。

※組紐の色が選べます。

[ サイズ ] 紐の長さ:約7.5cm ≪瓢箪≫縦約2.5cm×直径(太い箇所)約1.5cm [ 重さ ] 約4g 正絹(シルク100%)・瑪瑙 日本製 ご注文日より1〜3日以内に弊社より発送。

(※弊社休業日は発送業務もお休みです) 配送方法:宅配便・ゆうパケット 売り切れ後:お問合せください。

一つ一つ手作りで作られた職人の技が光る作品達、えどコレ!でしか出会えない作品も数多くあり中には一点ものの貴重な品も。

そして工芸品の多くは縁起の良い形、絵柄が模られご贈答品としても最適。

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ご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

■組紐 色とりどりの糸を手動の道具で組み上げて生まれる「組紐」は、和装の時代の必需品。

正絹で組まれた組紐は、帯締めや羽織紐などお洒落の見せどころの地位を得ていたが、洋装の現代においては分が悪い。

奥田禄郎さんは組紐の世界に入って60余年、今も現役で組紐の製造と卸業を営み続ける。

柄や色の組合せから生まれる美しさは日本人の美意識そのもの。

和装小物のほかの利用法を模索したい、失いたくない伝統工芸である。

———どうしてこの世界に入られたのでしょう。

「「わたしが大学生だった頃、夏休みに近所の組紐屋さんの『元木屋』の社長から、集金でもいいから手伝ってと頼まれたんです。

わたしの親父は元相撲取りで、家業は組紐と全く関係なかったのですが、アルバイトしていた時の様子が気に入られたんですかね。

『卒業したらうちに入ってくれ』と社長に頼み込まれて、親父がウンと言っちゃった(笑)。

入社してしばらくは問屋と組紐職人たちの間を仲介する仕事でした。

職人は若くて55歳、上は80歳、当然わたしを認めてなんてくれません。

それでも何べんも東京近郊から関西まで通ううちに、だんだんいろいろと話をしてくれるようになって、見よう見まねで自分でも組めるようになりました」 ——組紐のおもな用途は、和装小物ですね? 「はい。

組紐屋の中でも、店によって得意分野が分かれているんですね。

うちは帯締めも少しやりますが、ほとんどは羽織紐が専門です。

今でこそ羽織を着る人は少ないですが、昭和10年頃、羽織紐は日常の消耗品でした。

よく切れたので、それこそ町の煙草屋さんでも安い化繊の羽織紐が売っていたそうです。

私が入社した頃はもう正絹の高級和装物が主流で、『元木屋に行けば面白いものが手に入る』と、業界ではちょっと知られた存在でした」 ——奥田商店が得意とする組紐は? 「江戸らしい渋いわびさびの効いた色合いの組紐です。

とくに男物の『無双』と呼ばれる太い組紐は得意ですね。

紐の真ん中に砂金石や象牙のビーズを通します」 ——京都の組紐と、江戸組紐は特長に違いがあるのでしょうか。

「組む道具に違いはありませんが、色や柄に特長がありますね。

江戸組紐のほうが渋くて、わびさびが効いた色合いに仕上げることが多い。

柄ははっきりとしたものが好まれますね。

業界の人間なら『これは江戸らしい色だね』『こっちは関西っぽいね』とひと目で分かります」 ——出来がよい組紐と悪い組紐は、どこが違うのでしょう。

「熟練の職人が組んだ組紐は、結んだときに結び目がほどけにくいし、ほどいたときもぐだぐだにならない。

いつもピシッと目が締まっています」 ——京都の組紐と、江戸組紐は特長に違いがあるのでしょうか。

「組む道具に違いはありませんが、色や柄に特長がありますね。

江戸組紐のほうが渋くて、わびさびが効いた色合いに仕上げることが多い。

柄ははっきりとしたものが好まれますね。

業界の人間なら『これは江戸らしい色だね』『こっちは関西っぽいね』とひと目で分かります」 ——今、販売はどちらで? 「和装小物や組紐の問屋さん経由で、呉服店や百貨店に卸されます。

東京には二軒だけ、組紐専門の問屋さんが残っています」 ——組紐を組める人は、現在もたくさんいらっしゃるのでしょうか。

「いませんね。

趣味でやる人はいますが、商売では、私のところの関係者は千葉に1軒、埼玉の岩槻と東京に3、4軒ずつ残っています。

全国でみると京都、大阪、大津、伊賀に残っていて、名古屋には数軒でしょうか。

不思議なもので、昔はごく普通に組まれていた技術ほど、今は出来る職人が少なくなっています。

羽織紐の根元の部分の処理は、昔は一番工賃が安い技術でしたが、今はできる人がいませんね。

かえって難しい柄のほうが必死で残そうとするらしくて、できる人が残っています」 ——奥田商店の後継者は? 「息子がやっています。

腕はもうわたしよりよっぽど上でしょう。

和装がもうこういう時代ですから、組紐は和装の世界だけでは生き残れません。

なんとか他の使い方を見出して、この技術を残していきたいと思っています。

絹糸の色の美しさ、柄の面白さ。

日本が生み出した素晴らしい文化ですから」 ※下の右側の画像をクリックすると大きな画像が表示されます ▼ Comment: [ 1 ]: 木箱に入っています。

[ 2 ]: ひょうたん部分は約2.5cmです。

[ 3 ]: 瑪瑙(メノウ)で出来たひょうたんは、1点ずつ透明度などが異なります。

奥田 禄郎おくだ ろくろう ●江戸川伝統工芸保存会会員 組紐の世界に入り60年。

今も現役で活躍する組紐職人。

羽織紐で一世を風靡した東京では数件もない組紐の継承者である。

色調に江戸らしさが溢れる「わびさび」が利いた渋い色合わせを得意と している。

日本人の美意識そのものである、柄や色の組み合わせから生まれる 組紐の美しさを後世に伝えていくために和装小物以外での商品の考 案にも励んでいる。

工芸者の商品一覧はこちら . えどコレ!とは 江戸川区在住の主要工芸者を支援し販売促進を図る 【公的プロジェクトのブランド名です。

】 正式名称は「江戸川区名産品販売促進事業」 江戸川区には多くの工芸者が存在しており、その代表的な方々が「えどコレ!」に参加しています。

江戸時代から続く貴重な工芸品が多く、 日本製にこだわった原材料を使用し、全て手作りである事が特徴です。

「えどコレ!」プロジェクトは開始して10年を経過し、数々の新たな商品を「伝統と革新〜そして未来に繋ぐ」を旗印に開発・創造してきています。

推進者は、江戸川区の公募で選ばれた株式会社マイスタープロモーションが全般運営・展開を行っています。

えどコレ!は単に工芸者が制作する工芸品のみならず ■美大生とのコラボで生まれた新作(産学公プロジェクトの開発商品) ■手塚治虫プロとのコラボ作品 ■東京都との共同開発(EDO&TOKYO、TokyoTokyoブランド)作品 ■オリンピック2020公式商品 など、その技術も活かして幅広い範囲で活動しており東京の伝統工芸として高い評価を獲得してきています。

  • 商品価格:3,996円
  • レビュー件数:2件
  • レビュー平均:5